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社長つれづれ雑感 2023.12.06

SUGITOMO VIETNAM CO., LTD. 設立しました。

SUGITOMO VIETNAM CO., LTD.を設立しました。

 

ベトナム工場の設立について、会社のライセンスを取得するのに、想像を超える永い時間を要しました。

途中であきらめて、やめてしまう会社が多い理由もわかりました。

この永く時間を要してしまった要因をまとめると

  •  ①弊社の場合、優秀なベトナム人社員さんがいましたので、一般的には、費用は割高ですが日系に頼むのが安心全安全のところを、あえて安価で、通常では見つけれない。簡単には、できないだろうローカルなレンタル工場での設立にすすみました。 
  • ところが、いざ契約、前金を払い、ライセンスを進むと、ほとんどローカルの建屋は登記がなかったり、税金が払ってなかったりとライセンス申請をしようとすると申請が通らないことが再三ありました。ローカルさんは、契約をしないと登記を見せてくれないことが多く契約前にその調査もできないことが多く多難でした。
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  •  ②ベトナムは、貸し手が非常に強く、今日契約しないのか?では、ほかに貸すとか、3日間もらって、借りるというと、もう他に貸した。とか その2日後にやっぱり、それは嘘で、貸しますとか、翻弄のされっぱなしでした。
  • この時、ベトナムでよく聞いたのは、日本人は、“挨拶テロ集団” 大人数で来ては、調査、見学をして、結局そこでは決めず、上司に相談します。と挨拶ばかりしては、帰っていく、全く決断しない。韓国人や中国人とは、全く違う。決裁者が来るのに決断をしないということを現地の不動産屋さんから聞きました。
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  •  ③審査が出るまでの、レンタル工場の契約が1か月 60万円とすると何も使わないまま、空家賃が120万、180万、240万となっていきます。 保証金等も相まって、使用してもないのに、マイナスが増えていきます。
  • 結論として、先人の会社に聞くと、まずはシェアオフィスで会社設立が、常套手段とのこと、弊社もこの方式に方向転換をすることとなりました。
  • ここまでが1年半かかりました。
  •  ④シェアオフィスも 趣旨は日本の九州の企業が有利に出店できる会社さんですが、日本中、何処でも大丈夫、国と強い関係があるので大丈夫といわれ、契約し、1ヵ月でライセンスが出るという話が1,2,3か月待っても、なかなかライセンスが下りず、でもお金は、払ってください。といいます。結局3か月後に、改善の余地がありますといわれ、あきれてやめました。
  • たまたま飛び込みで訪問した日系のシェアオフィスが割高でしたが、社長様がしっかりされていて安心感がありこれが日系の安心感ということがわかりました。

   ⑤自分の商売も日系企業さんがお相手なので、この安心感、信頼感を売りにすれば高額であっても購入いただけると見習いました。

  •  ⑥2023年11月01日 無事 SUGITOMO VIETNAM CO., LTD.  設立出来ました。
  • 実際の仕事をする工場も 空港とハノイの真ん中で600m2の工場を 20万/月でお借りすることが出来ました。 当初予定の日系のレンタル工場の1/3以下程度の費用で借りれました。寿命が3倍になったようなものです。

    ⑦お陰様で粘り強い経営ができると考えています。

  •  ⑧ 12月01日より 弊社キエンを現地に派遣し、内装、車両、インフラ等の準備を始まました。
  •    R6年 1月08日より 杉山も渡越し営業活動をはじめます。
  •    R6年 02月01日より 日本人社員 中村も現地に派遣 営業、メンテナンス作業開始予定です。

下記に 会社外観です。 まだ何もありません。 今から1か月かけて商用に使用できる工場します。

 

夜の看板はきらびやか☆ これがベトナム流です。

ローカルの会社さんは、ほとんど こんな感じなので 郷に従いました。