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メンテナンス 2023.05.03

空調設備のベルト張り工事

こんにちは、いつもお世話になっております。

皆さんの工場にはベルト式の空調設備はございますでしょうか。

 

 ベルトの摩耗や張り具合によってはモーターの破損や消費電力増加といったことが有りえるので今回は少し紹介したいと思います。

一年に一度必ずベルト交換工事をして下さるユーザーさんがいらっしゃいます。

故障する前の予防保全をしてもらっています。

緊急修理をするより、ずっと予算で計画的に進めれるし、バタバタしなくてよいと10年以上続いています。

 

ベルトはゴム製ですので、一年くらいでベルトが緩くなります。

画像のようにベルトの張りが緩いとモーターのベアリングの寿命が早くなったり最近は電気代の方がかなり高くなっていますがベルトが緩んでいるせいで、激しい異音、スリップによる発熱、火災、モータートリップし、モーターに負荷がかかり電力をかなり消費するのでブログをみていらっしゃるお客様は一度確認してみてはどうでしょうか。(お客様でベルト交換をする際は、新品のベルトは固いですのでプーリ等に指を巻き込まれないように注意してください。)

ベルトの張り具合は指で少し強く押して大体隣のベルト一本分くらい沈むくらいが丁度いいと専門家より教わりました。他の業者様はもっと張っているかもしれませんが貼りすぎてもモーターに負荷が掛かり破損する恐れがあるので自分はこの張り方でやらせてもらっています。

もし工場内でベルト駆動の空調設備がある場合、一度ちゃんとベルトの摩耗具合、張り具合をみてもらい、消耗が激しい、張り具合が緩いなどありましたら一度お近くのサービス会社に相談するのをおすすめします